退職者連絡会
JREユニオン退職者連絡会 会長年頭あいさつ
新年明けましておめでとうございます同心のみなさまにおかれましてはご機嫌うるわしくお過ごしのことと思います。
年が改まりまして平成30年、国鉄改革から31年目に入ります。
あのころの私たちは40代で、「去るも地獄、残るも地獄」と言われた国鉄改革の時代でした。
そんな中で、国鉄職員から新生JR社員になった私たちの同志は改札に立ち、お客様に対して毎日朝の挨拶をかけようと必死に励んでいたものです。
労使一体となり会社を黒字にしたい、子々孫々に自慢できる会社を作りたい、お客様一人ひとりによろこんでいただける会社にしたい、と目が輝いていたことを昨日のように思い出します。
一方、離合集散を繰り返す労働組合と当局の関係は国鉄時代は不毛と言われましたが、新会社では一部の組合を除いて一企業一組合を目指していました。
総評、同盟等のナショナルセンターも800万連合をめざして統一しました。
開かれた民主的な労働運動の構築、その中には左翼的労働組合の排除が叫ばれていました。
これなら今までの国鉄時代と違って、会社と労働組合が一心胴体となり、船に例えるなら沈む時は一緒だ、ともに額に汗してがんばろう、と決意していたものでした。
会社が倒産すれば元も子もなくなることをしっかり学んだはずなのに。 お客様から信頼を失うスト権の確立は経営基盤を危うくするものと言わざるを得ないのです。
スト権ストをピークに毎年繰り返してきた春闘でのストライキやそれに伴うスト破りと称して仲間を誹謗中傷しイジメをしてきた国労や道労の連中と同様に再び歴史は繰り返すのか。と思いたくなるこの頃です。
(左翼的労働運動とは中核派や革マル派などのことで興味のある方は「立花 隆著 中核VS革マル」参照。)
2016年には東労組のスト権確立という事態になり平成元年当時からは信じられないようなことです。
30年の歴史は大きく様変わりし、当時の労働関係を知らない管理者や経営者ばかりになったものと想像されます。
8万社員のシンボルとして上野駅に地上300メートルの駅ビルをつくろうと建築家・磯崎 新氏に設計をお願いし、当時としては日本一の夢が大きく膨らんでいました。
社員一丸となって一部上場を成し遂げました。 労使関係において健全な関係を築き、再びバブルの到来といわれる今日、AIや化学の進歩があろうとも最後はやはり「人の心へ」のサービスがあるべきだろうと思います。
経営協危害を中心とした会社への建設的な意見や安全に対する積極的な意見n交換を通じて知恵を出し合い二度と潰れない会社を目指すべきと感じるこの頃です。
退職者連絡会はこれからも現職の皆様に経験をいかしたアドバイスと高齢者の未来に向けて幸福を求めた戦いをすすめていきます。
善い年にしましょう。
退職者連絡会への参加をお願いします
みなさまお元気ですか。
私はエルダー出向から退職して4年になります。人生の不都合を感じながらも如何ともしがたい日々をおくっていますが不幸ではありません。それは病気(脳梗塞、脳動脈瘤[疑い?]腰部脊柱管狭窄症、第5腰椎分離症等々)を抱えながらも精神的に健康に生きているからだと思っています。
18歳から働き62歳まで44年余り働き、積み立ててきた年金で生活していますが年々目減りしていくことに抗うことができずにいます。パートで働き生活の足しにしようとしても、肉体的にも、社会の仕組み的にも難しい現実があります。今まで、先輩方からこうした話を伺ってはいました。しかし、現実のものとして捉えることができずにいました。今、自分が年金生活をしてこれらの問題を実感として理解することができました。
世の中、とりわけ日々変化する政治の中で問題解決の為の声をあげていかなければ潰されていくだけです。
いま、私たちの後輩達は、私たちの『志』を引き継いでジェイアール・イーストユニオンを結成し会社や社会の創造的発展に向け運動を開始しています。私たちも、彼らの運動を全面的に支援していこうではありませんか。また、私たち自身も目の前にある問題解決にむけ共に立ち上がって行動して参りましょう。私たちの育てた後輩たちと共により良い社会の創造にむけ、仲間のみなさんとの連帯を強化し連携して参りましょう。
多くの皆様の賛同をお願い致します。
松田 明
現在、ジェイアール・イーストユニオンでは退職者連絡会を各地方に結成しています。
多くの仲間の皆様のご参加をお願い致します。
ご不明の点はジェイアール・イーストユニオン本部までご連絡をお願い致します。
退職者連絡会 連絡先
ジェイアール・イーストユニオン本部
〒105-0021東京都港区東新橋2-8-28 tel:03-6452-9687